女性の肥満とストレス
肥満の原因
<病因によるもの> 内分泌異常、中枢神経障害
<体質によるもの> 遺伝などによるもの
<環境によるもの> 食生活、運動、ストレス
日常生活を取り巻くストレス
<睡眠、食事などの生活リズムの乱れ>
昼夜逆転の生活・労働、残業などで、日常生活の基本リズムを刻んでいる自律神経系に乱れが生じます。恒常的な睡眠不足、時間がない・食欲がわかないための食事抜き、食事時間の不規則、短時間の食事などで、勉強・仕事への集中と休息というリズムが壊れます。
これが長期に及ぶとストレス病の原因となります。
<イライラ、ドキドキなどの激しい感情>
言い争い・満員電車などでのイライラ、初めての仕事・厳しい仕事などのドキドキ、性格が合わない同僚・上司に対してビクビクする心、日常生活で噴出す激しい感情が自律神経の乱れ、更には内分泌系、免疫系の乱れの原因になります。
<環境の変化>
夏の強すぎる冷房と暑い戸外との温度差なども、自律神経を乱す原因です。もちろん、転校、転勤、転職や新年度の部署替えなどの大きな環境の変化はストレス病を引き出すことがあります。
ストレス発散・予防のために
<体を動かして気分転換>
毎日の軽い運動は、交感神経・副交感神経の活性化に最適です。
<ビタミンCをしっかりと>
バランスよく栄養を取ります。中でも、ビタミンCは抗ストレスビタミンと言われているので、不足しないようにします。
<趣味を持つ>
楽しいことをする時間がストレス発散・予防にはとても役に立ちます。イライラ、ドキドキを遮断して新鮮な刺激が脳をリフレッシュしてくれます。
<心八分>
食事は「腹八分」、心は「心八分」を心がけ、心に余裕を作ります。
<アロマを使用する>
植物の香りには、人の身体と心に作用するパワーがあると言われています。植物の香りで、健康維持やリラクゼーションに役立てようとするのが、アロマテラピーです。
2014年07月10日00時00分